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映画ってホンマいいっすね

すごい映画を鑑賞し、
ただただ沈鬱と感動とを繰り返しとる壁カジです。

【Into The Wild】
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皆様、憶えておいででしょうか。

『映画を観て腹立った』と書きましたこと。

アラスカの熊を撮影(自分を撮影)した
あのヒョットコ映画を(`Д´)プンスカプン


この【イントゥ・ザ・ワイルド】という映画もアラスカが舞台。
放浪の旅を続ける1人の若者の成長を描いた
壁カジの大好きなロードムービー系。

あのアッチョンプリケ映画が頭蓋に残り
ちょっと嫌な予感をしつつも
前知識を持たずに鑑賞したのですが
これがもうね。

すごかったです。ホンマ、スゴイ映画やった。




【あらすじ】(ネタバレ満開です)

将来を約束されるような超優秀な成績で大学を卒業したクリス。
ところがその全てを放り出して流浪の旅に出ます。
バックパック一つで。

旅に出た理由は色々あるようで
物欲主義・世間体主義の両親から離れたかったのか
究極の自由を体感するための旅なのか
いや単なる小さい頃からの冒険好きがエスカレートしたのか。

とにかく「若気のいたり的」な単なる家出みたいな
当初はそんな感覚に見えました。
でも身分証明証を切り刻み、
お金を焼いてしまうシーンが出てきます。
これで並々ならぬ決意を持ってるんだと思いました。
ゼロからの出発です。

確かに物欲・世間体ばかり気にし、
夫婦の中も最悪な両親でしたが、
息子の失踪に気が狂うほどに心配します。
1年、2年経っても見つからない息子。
あれほどにどうしようもないような感じの夫婦なのに
やはり子供への愛情は本物だったのです。
心労から徐々にやつれていくお父さんとお母さん。
気がふれる寸前にまでなるお父さんお母さん。
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一方クリスは
ヒッチハイクとバイトを繰り返しながら
(小銭が無くなれば労働してはりました)
様々な人と出会います。
そして経験を積み重ねてゆきます。
(これがロードムービーの良さ☆)

犯罪者だけど優しいおっちゃん、ヒッピー達、
ブッ飛んだ若者カップル。
皮職人のおじいちゃん・・。

彼はひたすら旅をします。
頑固なほどに自由を賛美します。

彼が最終的に目指した地はアラスカ。
そこに何故か乗り捨てられてサビだらけのバスがあり
そのバスを拠点として生活を始めるのですが・・。

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劇中、クリスはしきりに
『お金や地位など何の興味もない、自由の中に身を置きたい』
『自由こそ最大の喜び、新しいモノに出会える喜び』
という言葉を連発します。

まったくもって
『若造が何をヌカし粉ふくらし粉』的な
絵空事だらけの青臭いセリフです。
ところがクリスの言葉には有無を言わせぬ説得力がある。
何故なら彼は実行しとるからです。
ゼロからスタートして、お金が無くなれば働いて
自給自足的な生活を現実にやっとるから
文句の付けようがない。

そういう生き方を揶揄する方が大半でしょう。
「負け組の遠吠えやんけ」みたいな。

でも心の中ではこういう事を、こういう生き方をしてみたい。
世に迎合せず、自分の生き方を貫きたい、楽しみたい。
だけど【現実】という問題がそれに歯止めをかけます。
やっぱ無理やで・・みたいな。

クリスはそれを強靱な意志の力で貫いています。
強くなる事ではなく、強いんだという意志を持つ事が大事やと
本人も言うてましたが(´・д・`)ナルホド

ラスト。
アラスカの地で自給自足生活に入ったクリス。
しかし事は思うようには運びません。
放浪生活は長いとはいえ、自然生活は初心者なのです。

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それでもクリスの心の中には喜びしかあらへんのです。
不便なシーンに出くわしても
それは【不便な事という新たなモノに出会えた喜び】なのです。

ですがやはり自然は厳格。
食料など簡単には手に入りません。
なかなか獲物が見つからぬ中、ついにヘラジカを仕留めます。
ところが、仕留めたならばその肉を解体し料理せなアカン。
劇中、説明は出てきませんでしたが
彼は薫製肉にしようとしていたんだと思います。
(やった事あるんで解ったんす)

必死で肉を解体するクリス。
しかし思わぬ大敵が登場します。ハエです。
肉にたかるハエ。すぐに卵を産み落とします。
出来上がった!と思ったら肉はちっとも薫製になっておらず
それどころかウジがわいています。
クリスは激しく落ち込みます。

食べ物がない。獲物がない。
クリスはうろ覚えの知識で山菜を摘み、
それを食します。
ところが何たる事か、それは毒草でありました。
しかもきちんと治療をしなければ
確実に死に至るような強烈な毒素。

嘔吐、下痢、高熱を繰り返し
やがてクリスは衰弱していきます。
さらに食べる物も無く、
ついに倒れてしまいます。

そして薄れゆく意識の中、
彼が一番見つけたかったものを
最後の最期に見つけ、
笑顔のまま旅立っていきます。








この映画には全てが詰まっていると思いました。

「人生、愛情、価値観、存在感、自然の厳しさ」


ウジが湧いた肉を食べられず横目でみるクリス。
その肉をオオカミやワシが美味そうについばみます。

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イヤでも適者生存の現実を突きつけられます。
文明のヌル湯に浸かり切ってる今の人間には
到底得られぬ力が必要となる世界。
実に巧く表現されとるなあと思いました。



色々な出会いの中
最後に登場する皮職人のお爺ちゃんが
アラスカに旅立とうとするクリスを送るとき
「ワシの孫になってくれんか」と泣きながら言います。

人生、伴侶が無ければこれほどに辛いものはない。
またこれほど意味がないものはない。
という、トルストイの人生論の書の一文が抜粋されます。
(この映画はトルストイの言葉、満載です)

親を捨てた子供、世の体制を極度に嫌うクリスに
お爺ちゃんは言います。

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人は人を許せたとき人を愛することができる
愛せたとき、神様の光がキミを照らすんじゃよ



クリスは「グッっときた!」といってチャラけますが
彼自身が本当に求めていたものが
自由ではなく愛情である事がラストシーンで証明されます。

意識朦朧のさなか、
お父さん、お母さんと再会するシーンを想像するのです。
大喜びで抱き合う3人の姿を。
クリスは両親が自分に対してこんなに真摯な気持ちで
接してくれていた事を知りません。
だから両親に反抗して飛び出したのです。

ですが死に直面した時、クリスは老人が言った
「許す」という事に気づいたように思えました。

力尽き、倒れて
おんぼろバスの窓から見上げた雲。
その雲から一筋の太陽光が。

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クリスは泣きながら、そして最高の笑みを浮かべながら

もしボクが笑顔でその腕に飛び込んだら
二人(両親)にも見えるだろうか
今ボクが見ているものが。


と心でつぶやきながら死んでゆきます。
彼が許した結果、得られた光。お爺ちゃんが言ってた光。
旅で見つけた最高の知識。
「やり遂げたよ!」というようなラストシーンでした。

さらに衝撃が駆け抜けます。
最後になって解ったんですが、これ、実話なんです。
【クリストファー・ジョンソン・マッカンドレス】
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でも実話だからどうだとか、そんなん問題ではありまへん。
映画自体が素晴らしい。

この手の映画は説明がムズイ!(><)
こんな長々と書いた割には
さっぱりワカメラーメンですよね。
すんまぺん(T∇T)

でもホンマ!ええ映画です。ええ映画なんです。
148分と長いですけど、ホンマ、よかった。
さすがはショーン・ペン!
氏が監督した映画は裏切らん。


ちょっと日々に疲れた時。
葛藤が生じた時、是非ご鑑賞ください。

本当に大切なモンを見つける手助けになるような、
そんな映画やと思います。

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