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映画ってホンマいいっすね

壁カジ、2月に一度は【映画合宿】と呼称して
約7~10本の映画を丸一日、鑑賞するという
ヲタ満開の日を設けております。

映画、好きなんじゃいT∇T)

では今回、合宿で観た中で素晴らしかった映画を
いくつかご紹介をば。

まずはこれ。

【スパイダーウィックの謎】
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この映画は【ハンドメイダー御用達映画】と称したいほどに
素晴らしいおとぎの世界が展開されます。

※あらすじ※
両親の仲違いから引っ越しを余儀なくされる親子。
(おかんとそのお子ら3人)
大叔父がかつて所有していた古びた洋館にやってきます。
そこで見つけた妖精図鑑。
それは大叔父スパイダーウィック博士が書き遺した日記。
「開けたらアカンで」と注意書きがあるにもかかわらず
本を開いてしまう鼻タレお子さん。
さあ!それから冒険の始まりが・・・


子供向けの映画と思いきや十分に大人でも楽しめます。
出てくる妖精達の姿形は
お世辞にも可愛いとはいえないのですが
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とにかくCGがものすごく綺麗!!!
まさしく不思議な妖精の国でした。
エンドロールがまた素晴らしい!
この映画の集大成かと思えるほどの
見事なCGが流れるのですがそれを観るだけでも一見です。
音楽もすごく心地よく、素晴らしいのです。
こんな世界を作ってみたい!とめっさ思った映画ですた。


さてお次は

【情婦】
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名匠ビリー・ワイルダー監督作品。
原作はアガサ・クリスティの『検察側の証人』
法廷裁判ミステリーものです。

※あらすじ※
心臓発作で入院していた超凄腕老弁護士ウィルフレッド卿。
口うるさい看護婦を伴い、ある日退院してきます。
その日、いきなり未亡人殺人事件の弁護依頼が。
親友の弁護士が容疑者を連れてやって来ます。
心臓に負担がかかるという事で一度は断りますが
そのすぐ後に訪れてきた容疑者の妻の
謎めいた言葉と態度をきっかけに立ち上がるのですが。。


【ラストのどんでん返し】
よく映画のキャッチコピーに使用されてますやん?
こういった頭脳戦を展開する映画には付き物です。

ですが時々

『何ぢゃい、この強引なドンデン返しは』

ってのもありませんでしょうか?

あるいは
『ンフ♪私には読めてたわ』みたいなものも。

いずれにしましてもこの『ドンデン返し』
重要といえば重要なんですが
さほどに重きを置かずとも良いとも思えるのです。

つまりこの『ドンデン返し』に達するまでの
プロセスが良かったらエエんちゃうんか、と。

【ユージュアル・サスペクツ】
【羊たちの沈黙】
【シックス・センス】等々・・。

どれもこれもそれまでのストーリーに
引きずり込まれませんでしたでしょうか。

この映画も実に“その部類”でして
ユーモア有り、謎解き有りで、まったく飽きさせません。
さすがはビリー・ワイルダー。
さすがはアガサ・クリスティ。

(超凄腕老弁護士と看護婦)
この看護婦とのやりとりがオモロイ♪

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何より驚愕すべきはこれが1957年に作られた事す。
今観ても何らそん色のない素晴らすぃ作り。
古畑○三郎を思い出してください。
まさしくあんな感じで見事に相手を引っかけます。



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モノクロ映画特有の落ち着いた洒落た雰囲気。

殿方はウイスキーなど一献を傾けながら、
ご婦人方は紅茶やワインなどを傾けながら・・。

この洒落たミステリーの世界を楽しまれてはいかがでしょう☆




さて最後に壁カジの大好きなロードムービー。

【ハリーとトント】
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愛猫を連れた老人の、
旅の途中での様々な出会いを描いてます。

※あらすじ※
72歳のハリーは年老いた愛猫トントと
マンハッタンのアパートに住んでいましたが
区画整理のために追い出される羽目に。
長男の薦めでやむなく同居する事になりましたが
長男の嫁さんへの気兼ねで出ていきます。
長女の家を訪ねるため飛行機に乗ろうとしますが
猫は乗せてもらえずバスで行くことに。
しかし途中、トントのおしっこのためにバスを降り
そこに置き去りにされてしまいます。
そこでボロボロの中古車を買って行こうとしますが
途中、ヒッチハイカーを乗せてから
旅の方角が変わっていきます。



これも昔の映画です。
ハリーはトントと散歩する時は
いつもこのように紐をつけて
ワンちゃんのように散歩しています。
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【老猫のトント】
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ロードムービーを観ますと
何かしらテーマのようなものを感じるのですが
この映画にはそういった弾丸が発射されてないような
そんな風に思えました。

強いて言えば【自立】かのう、と。

働き盛りの子供達。
16歳の家出をしてきたヒッチハイカーの娘。
様々な背景があり年輪を重ねてきた老人達。
インディアンの老人、旅の行商を続けてる老人、
野良猫に餌を与える老人、養護施設に入っている老人。

こういった各個人の物語を深く追求しません。

トントもそうなのです。
動物を扱う映画によくあるようなものではなく
スターにせずに(つまり演出がまったくない)
ただ普通の猫の行動として見せています。

『悟る・乗り越える・出発する』

人間が生きていく上で重要なkeywordが
自立というモンに集約され、
そいつをごくごく淡々と、
まったく飾り気のない演出で綴られていくっちゅう。
そんな感じです。

そういった不明瞭な演出からくるものは
自分自身がそのシーンに対して色々な想像を膨らませたり、
あるいは様々な想い出に心を馳せる時間を与えてくれたり。。
これが核心なのかも知れません。

思いもかけないパートナーの出現により
思いもかけない出来事に出会える。

これは旅の途中で出会った家出娘に
かつての恋人の話をしたところ
『会いに行こうよ♪』と若者特有の行動力の結果
老人ホームで痴呆の症状が出ているかつての恋人と
50年ぶりに再会し、
施設の中でダンスをするシーンですが
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背景に流れる音楽も素晴らしく
ホンマにええシーンやったんですが
ここでも特別な演出はありません。
つまり『ここで泣いてくださいよ』ではありません。
淡々と、です。ただひたすら淡々。

そやけど、これも一つの旅の効能。
一歩出たからこそ得られた機会。
出発というkeywordがあるように思いました。


やがてトントは死んでしまいます。
しかもあっさりと。

え?死んだん?と思うほど、あっさりと。

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ハリーは死を迎えようとしているトントの前で
いつものように唄を歌い
たった一言、涙も流さずに

「お別れだ」

と言って立ち去るのですが
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これはトントの一生を素直に温かく受け入れた、というように
ごくごく、自然なシーンとして流れます。

ラストシーンでは
まだまだ出発できる、というモノと
人生の輪廻を垣間見れるような感じで
フェードアウトします。

この映画で最も感動したのはエンドロール。

出演者が流れる最後の列に

“TONTO(トント)”

と、出てきたトコでした(;ー;)



のんびりと。

時間が有り余っている時とか
気持ちを優しく変化させたい時とか。

そんな状態の折にはピッタリの映画ですたい。
機会がありましたら是非ご鑑賞下さい。

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ドロンジョからの贈り物

皆様こんばんは。
メルトダウン寸前の壁カジです。
もうアカンな(T∇T)

そんな瀕死の状態の折
北の国の妖精、料理界の美姫
週に4度はシャーリーズセロンに間違えられる
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【リンダのたまてばこ。】でお馴染みのドロンジョはんから
かようなブツが。


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開いてみますれば
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(注)到着後1週間以上経過しております
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他にもオリーブオイルや胡麻油、カレー粉
様々な粉末香辛料などがございました。

夢にまで見たオリーブオイル。
これで念願のマリネを作ることができる。
ああ、やっとキミに口づけができるんだね。

当然ドロンジョ印の生ハムを使うつもりでしたが
ヒョンなことから激安でイワシを入手。

生食用ではなさそうな、しかもおつとめ品のイワシ。
(8尾で189円)
あほたれ。生食用もクソもあるか。
腹の中に入ったら一緒じゃい。

そうだ、まずはこいつを使って作ってみよう。
成功した暁にドロンジョ印生ハムを使うべきだ、うんうん。





ということで。





イワシのマリネを作ろう






ではさっそくタマネギをば
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塩をふってしんなりさせてみる
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塩が染み込むまでの時間にマリネ液を制作
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さてイワシの3枚おろしにまいる。






やはりここは柳刃だ
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当然ホネは捨てない。
余す部分など無いのだ。
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イワシの骨焼きでエネルギーを補充し、
いよいよマリネ作りへ。

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このプロセスを繰り返す
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冷蔵庫に放り込んで熟成を待つ。










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翌日完成
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うーん、見た目が悪い
しかし小綺麗な皿に盛らば





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一片を口中に含みましたら










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ああ、うまい・・・天才かオレは。








つつがなく宴へと
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ドロンジョ様。
ホンマにホンマにホンマにホンマに
ホンマにホンマにホンマにホンマに
ありがとうございました(;ー;)


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尚香からの贈り物+壁カジクッキング

冥府魔道 の入り口から顔だけ出してる壁カジです。
寂寞世界ってまったく迷路でんな(T口T)

さてそんな折、とあるお方様から思いがけぬサプライズが。

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【チビリ犬ウルルと母のまどろみ日記】でお馴染みの
週に4度はヴィッキー・チャオに間違えられる
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ウルトラ級的美女ururuはんからの贈り物。


開けてみますれば

月桂樹の爽やかな芳香が立ちこめ、その中には

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果物だ。果物やんけ、おい。
果の実などここ数ヶ月口にしてない壁カジ。
まさしく天からの贈り物(T∇T)
さらにゴーヤまで入ってるぞ。キャッキャ。
月桂樹の葉っぱは自家製なんだ。キャッキャ。

されど不可思議なブツがひとつ。

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これはつまり
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ururuはん、ないすwwwwww(タラマンウケタ)



さらにドロンジョ宛てにこんなブツが
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ご安心下さい。しっかり中身抜いて送りました☆
(うそです)


何はさておき、まずは月桂樹の葉っぱを乾燥。
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新聞紙に並べて上から被せ
紙の重みで乾燥させると平たくなるんだとか☆
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さてゴーヤだ。
あの苦み、あの歯応え。
カリッコリッと小気味よいサウンドを演出してくれるゴーヤ。

ゴーヤテンプレなどもってのほか。
(正しくはゴーヤテンプル)←×
(すんません、ゴーヤチャンプル)

ここは一つ、歯応え重視な




【活けゴーヤ】




を味わおうじゃないか。

ではまいる。


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出し汁の制作
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冷ましてからぶっかけました
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やはり鰹節は欠かせない。
とゆー事でパッパとふりかけたら、ああた。
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次なる作業
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【塩ゴーヤ出し汁ゴマ油ワンダーバージョン】の完成
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さっそく一口頬張りますれば













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うまい。うますぎ(マジです)




つつがなく宴へと
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いやマジで美味いねんて!
是非試してください。
美味いねんて!!(ネンテ、ネンテ、nennte・・)←ディレイ


ururuはん、ホンマ!
ありがとうございました☆


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映画ってホンマいいっすね

すごい映画を鑑賞し、
ただただ沈鬱と感動とを繰り返しとる壁カジです。

【Into The Wild】
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皆様、憶えておいででしょうか。

『映画を観て腹立った』と書きましたこと。

アラスカの熊を撮影(自分を撮影)した
あのヒョットコ映画を(`Д´)プンスカプン


この【イントゥ・ザ・ワイルド】という映画もアラスカが舞台。
放浪の旅を続ける1人の若者の成長を描いた
壁カジの大好きなロードムービー系。

あのアッチョンプリケ映画が頭蓋に残り
ちょっと嫌な予感をしつつも
前知識を持たずに鑑賞したのですが
これがもうね。

すごかったです。ホンマ、スゴイ映画やった。




【あらすじ】(ネタバレ満開です)

将来を約束されるような超優秀な成績で大学を卒業したクリス。
ところがその全てを放り出して流浪の旅に出ます。
バックパック一つで。

旅に出た理由は色々あるようで
物欲主義・世間体主義の両親から離れたかったのか
究極の自由を体感するための旅なのか
いや単なる小さい頃からの冒険好きがエスカレートしたのか。

とにかく「若気のいたり的」な単なる家出みたいな
当初はそんな感覚に見えました。
でも身分証明証を切り刻み、
お金を焼いてしまうシーンが出てきます。
これで並々ならぬ決意を持ってるんだと思いました。
ゼロからの出発です。

確かに物欲・世間体ばかり気にし、
夫婦の中も最悪な両親でしたが、
息子の失踪に気が狂うほどに心配します。
1年、2年経っても見つからない息子。
あれほどにどうしようもないような感じの夫婦なのに
やはり子供への愛情は本物だったのです。
心労から徐々にやつれていくお父さんとお母さん。
気がふれる寸前にまでなるお父さんお母さん。
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一方クリスは
ヒッチハイクとバイトを繰り返しながら
(小銭が無くなれば労働してはりました)
様々な人と出会います。
そして経験を積み重ねてゆきます。
(これがロードムービーの良さ☆)

犯罪者だけど優しいおっちゃん、ヒッピー達、
ブッ飛んだ若者カップル。
皮職人のおじいちゃん・・。

彼はひたすら旅をします。
頑固なほどに自由を賛美します。

彼が最終的に目指した地はアラスカ。
そこに何故か乗り捨てられてサビだらけのバスがあり
そのバスを拠点として生活を始めるのですが・・。

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劇中、クリスはしきりに
『お金や地位など何の興味もない、自由の中に身を置きたい』
『自由こそ最大の喜び、新しいモノに出会える喜び』
という言葉を連発します。

まったくもって
『若造が何をヌカし粉ふくらし粉』的な
絵空事だらけの青臭いセリフです。
ところがクリスの言葉には有無を言わせぬ説得力がある。
何故なら彼は実行しとるからです。
ゼロからスタートして、お金が無くなれば働いて
自給自足的な生活を現実にやっとるから
文句の付けようがない。

そういう生き方を揶揄する方が大半でしょう。
「負け組の遠吠えやんけ」みたいな。

でも心の中ではこういう事を、こういう生き方をしてみたい。
世に迎合せず、自分の生き方を貫きたい、楽しみたい。
だけど【現実】という問題がそれに歯止めをかけます。
やっぱ無理やで・・みたいな。

クリスはそれを強靱な意志の力で貫いています。
強くなる事ではなく、強いんだという意志を持つ事が大事やと
本人も言うてましたが(´・д・`)ナルホド

ラスト。
アラスカの地で自給自足生活に入ったクリス。
しかし事は思うようには運びません。
放浪生活は長いとはいえ、自然生活は初心者なのです。

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それでもクリスの心の中には喜びしかあらへんのです。
不便なシーンに出くわしても
それは【不便な事という新たなモノに出会えた喜び】なのです。

ですがやはり自然は厳格。
食料など簡単には手に入りません。
なかなか獲物が見つからぬ中、ついにヘラジカを仕留めます。
ところが、仕留めたならばその肉を解体し料理せなアカン。
劇中、説明は出てきませんでしたが
彼は薫製肉にしようとしていたんだと思います。
(やった事あるんで解ったんす)

必死で肉を解体するクリス。
しかし思わぬ大敵が登場します。ハエです。
肉にたかるハエ。すぐに卵を産み落とします。
出来上がった!と思ったら肉はちっとも薫製になっておらず
それどころかウジがわいています。
クリスは激しく落ち込みます。

食べ物がない。獲物がない。
クリスはうろ覚えの知識で山菜を摘み、
それを食します。
ところが何たる事か、それは毒草でありました。
しかもきちんと治療をしなければ
確実に死に至るような強烈な毒素。

嘔吐、下痢、高熱を繰り返し
やがてクリスは衰弱していきます。
さらに食べる物も無く、
ついに倒れてしまいます。

そして薄れゆく意識の中、
彼が一番見つけたかったものを
最後の最期に見つけ、
笑顔のまま旅立っていきます。








この映画には全てが詰まっていると思いました。

「人生、愛情、価値観、存在感、自然の厳しさ」


ウジが湧いた肉を食べられず横目でみるクリス。
その肉をオオカミやワシが美味そうについばみます。

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イヤでも適者生存の現実を突きつけられます。
文明のヌル湯に浸かり切ってる今の人間には
到底得られぬ力が必要となる世界。
実に巧く表現されとるなあと思いました。



色々な出会いの中
最後に登場する皮職人のお爺ちゃんが
アラスカに旅立とうとするクリスを送るとき
「ワシの孫になってくれんか」と泣きながら言います。

人生、伴侶が無ければこれほどに辛いものはない。
またこれほど意味がないものはない。
という、トルストイの人生論の書の一文が抜粋されます。
(この映画はトルストイの言葉、満載です)

親を捨てた子供、世の体制を極度に嫌うクリスに
お爺ちゃんは言います。

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人は人を許せたとき人を愛することができる
愛せたとき、神様の光がキミを照らすんじゃよ



クリスは「グッっときた!」といってチャラけますが
彼自身が本当に求めていたものが
自由ではなく愛情である事がラストシーンで証明されます。

意識朦朧のさなか、
お父さん、お母さんと再会するシーンを想像するのです。
大喜びで抱き合う3人の姿を。
クリスは両親が自分に対してこんなに真摯な気持ちで
接してくれていた事を知りません。
だから両親に反抗して飛び出したのです。

ですが死に直面した時、クリスは老人が言った
「許す」という事に気づいたように思えました。

力尽き、倒れて
おんぼろバスの窓から見上げた雲。
その雲から一筋の太陽光が。

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クリスは泣きながら、そして最高の笑みを浮かべながら

もしボクが笑顔でその腕に飛び込んだら
二人(両親)にも見えるだろうか
今ボクが見ているものが。


と心でつぶやきながら死んでゆきます。
彼が許した結果、得られた光。お爺ちゃんが言ってた光。
旅で見つけた最高の知識。
「やり遂げたよ!」というようなラストシーンでした。

さらに衝撃が駆け抜けます。
最後になって解ったんですが、これ、実話なんです。
【クリストファー・ジョンソン・マッカンドレス】
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でも実話だからどうだとか、そんなん問題ではありまへん。
映画自体が素晴らしい。

この手の映画は説明がムズイ!(><)
こんな長々と書いた割には
さっぱりワカメラーメンですよね。
すんまぺん(T∇T)

でもホンマ!ええ映画です。ええ映画なんです。
148分と長いですけど、ホンマ、よかった。
さすがはショーン・ペン!
氏が監督した映画は裏切らん。


ちょっと日々に疲れた時。
葛藤が生じた時、是非ご鑑賞ください。

本当に大切なモンを見つける手助けになるような、
そんな映画やと思います。

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そーゆーブツを作りたいです

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